Description: この曲は兄の娘、「恵理紗」の誕生をイメージして作曲しました。恵理紗 は25週というとても未熟な状態で 生まれました。初めの3ヶ月はNICUの保育器で過ごしました。この誕生、入院、退院を表しています。テンションは最 初から1/4のグランド・ポーズの間に積み重ね、子供を抱きたい親の気持ちだが保育器で壁になっている。グランド・ポーズでやっと保育器から出てこれた時 の子供 を抱きしめた、 「ホッー」の気持ちを表しています。この曲は鏡のように書いています。始めと終わりが同じです(8小説ごとのフレーズで見てください)。これは最初の子 供が生まれるうれしさ、と後のもう大丈夫の気持ちを表しています。また、真中はその間のテンションと難しさです。この真中のテンションは兄が思いを表して います。1.子供が欲しい気持ち。2.子供を抱けない悔しさ。3.この状況を防ぐ事が出来たかの悩み。4.祈り、これからの体制、子供を抱きしめる。 「Timpani」の音は心臓の音、「Susp. Cymbal」は意気(恵理紗又は兄)。この曲の思いは兄の気持ちとは違うかも知れませんが、自分が同じ状況に合 えばと思いながら書いた曲です。自慢してるようですが、グランドポーズの時今でも涙がでます。
Composed: 1997
Length: 4'39
Difficulty: Medium
Instrumentation: Wind Ensemble
Sample: mp3